第6回 子ども食堂 その2
最年少参加の赤ちゃん。その成長ぶりに目を細めながら、髪が増えたね、首がしっかりしてきたね、うちの子がこのくらいの頃は・・・などと、抱っこリレーをしながら大人同士話し込むのもまた一興。
弟さんのお世話をよくしている高校生ボランティアのお姉さんは抱っこがとても上手。
赤ちゃんを抱っこするのは初めてという大学生ボランティアのお兄さんは、赤ちゃんが泣くとこの表情。
でも、二人とも赤ちゃんが可愛くて仕方がないのは同じです。
昼食の後には、盆踊りの練習が行われました。
石手寺の盆踊りは、東日本大震災で福島から愛媛に避難されている方々が主催されていますので、福島県の相馬の盆踊りも体験できます。
和太鼓と笛によるお囃子は趣深く、繰り返される踊りはゆるやかで、はるか遠く東北の山間の町のお盆は少し涼しく静かなのだろうかと、しばし未訪の地へと思いを馳せました。
松山で福島の盆踊りを追体験することは前向きな取り組みですが、主催者の方たちは福島へ帰る日が来ない限り、故郷の盆踊りに参加できない訳で、季節が巡るたびに愛した土地での日々を思う心中はいかばかりかと、震災の傷を垣間見た気がしました。
石手地区にお住いの盆踊りの講師の方たちも招いて練習すること数十分。
盆踊りの練習と聞いた時、「そちらは、任せますんで・・・」と、逃げ腰になってしまいましたが、人数不足で強制参加とあいなり輪に入って踊っていると、不思議な一体感と高揚感に包まれました。
これが、盆踊りの魅力なのでしょうか。
8月20日には、石手寺の盆踊りにぜひ参加ください。
見事に揃っております。
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