こども食堂、はじめてのお客様 その2
子どもたちが遊んでいる間、調理部隊は大詰めを迎えます。
一心不乱におにぎりを握る調理部隊。私がこどもの頃は、地域の行事やお祭りでこんな風景をよく見ました。子どもたちに、おいしいものをお腹いっぱい食べさせたいと奮闘するお母さんの思いは、今も昔も同じです。
ドドンとと並ぶごちそう!!もうすぐ、待ちに待った昼食です。
こんだては、とん汁、じゃことわかめのおにぎり、かぼちゃサラダ、スナップエンドウの塩茹で、きんときまめ、チーズ入りちくわの天ぷら、りんご。
食事中は、テレビの取材もあって大変賑やか。時代の潮流には逆らえず、写真には加工が施してありますが、この靄のしたには、はじけるような子供たちの笑顔があります。どの子も、明るく、楽しい、いい子でした。
この日は、ご近所に住むご年配のご夫婦が看板を見て飛び入り参加されました。
住職が「子供たちの声は、いいでしょ?」とご夫婦に尋ねると、「本当に、いいですね」
と笑顔で答えられたのが印象的でした。
子どもの明るい声は、お開きまで響き続けました。
こども食堂、素晴らしいスタートが切れました。
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